変革の時代、多くの組織がその“あり方”を問われています。
現場は疲弊し、施策は形骸化し、成果は一過性にとどまる──
そんな状況に、心当たりはありませんか?
「社員が動かない」「やる気がない」。でも、もう「叱れない」。
いま多くの組織で起きている問題は、もはや個人の資質だけで説明できるものではありません。
私たちは、数多くの企業組織の内部に入り、ある共通した構造に気づきました。
それは、スキル不足やコミュニケーション不全といった表面的な課題ではなく、
より根本的な──組織の中にある「構造的な断絶」こそが、変革を阻んでいるのです。
組織が変われないのは、「意志がない」からではありません。
変化と実行のあいだにある、“構造の断絶”が、変革を分断してしまうのです。
特に多くの組織で共通して見られるのが、以下の3つの断絶です。
1. 戦略と現場の断絶
経営の意志と、現場のアクションがかみ合わず、
中間層は翻訳不能なギャップに取り残されます。
戦略は机上の空論と化し、現場の改善も点で終わってしまうのです。
2. 人材育成の断絶
個人の力量に依存し、知識やノウハウが共有されない。
育成も属人的で、再現性のある実行体制が築けず、変革は持続しません。
3. ナレッジと業務改善の断絶
現場に眠る知見が可視化されず、業務改善も個人頼み。
施策は一過性に終わり、組織としての成長サイクルが生まれません。
私たちは、変革とは「すべてを壊すこと」ではありません。
むしろ「創業者の想い」「受け継がれてきた価値観」「独自の文化」など、
変えてはならない本質を守ることから始めるべきです。
Cypress Strategy & Partners(CSP)は、
この3つの断絶構造を修復し、
組織の中に持続可能な“変革の流れを再構築することを目指しています。
私たちは、組織の断絶構造に対応するために、
4つの専門ユニットによる包括的な支援体制を整えています。
ユニット名 |
支援内容 |
対応する断絶構造 |
Blueprint |
変革の起点となる戦略や構想を、現場につながる言葉と設計に落とし込みます。 |
戦略と現場の断絶 |
Field |
組織の中で変革を推進する人材を見出し、育成と定着を支援します。 |
人材育成の断絶 |
Grid |
現場に眠るナレッジを可視化し、共有・定着させる仕組みを構築します。 |
ナレッジと業務改善の断絶 |
Forge |
プロジェクトの実行を支援し、外部パートナーとの連携をつなぎ直します。 |
推進機能の断絶(横断的支援) |
一度きりの施策では、組織は変わりません。
必要なのは──
「描く → 育てる → 見える化する → 実行する」
という持続可能な変革の流れを、組織構造として再設計すること。
CSPは、部分最適ではなく**“全体最適”の視点**から、
組織の変革を根本から設計し、現場の実行力につなげていきます。